ST:27
「ギルドトーナメント開催」













            ついに、ギルド権利取得トーナメントが開催される事となった。。。。。


            プリッツ・ルドルフ・アシャン・ウォレン・イェロンそして、フレイオも古都に来ていた。


フレイオ  「おお!!これが街と言うものか!!すごい人だなぁ。」
プリッツ  「そか、フレイオはみた事なかったんだね。。。。。」
フレイオ  「おおおおおお!!なんかイイ!!」
アシャン  「ま、しかたないな。(笑) さて、アタシたちも会場向かうよ。」


            大会の開会式典らしきものがとり行われる。


            出場ルールと、一部注意事項が発表され、場は騒然となる。



            「ギルド:seven see」の参戦


戦士    「なんでだよ!!セブンシーは登録されたギルドじゃねぇか!!」


            そうである。それでいて連勝記録を連ねている猛者である。

            大会委員の話では、LVの低いトーナメントでギルドが作製されるのを避けるため。
            と、まるでとってつけたような理由である。

            ただし、seven seeは1戦1人づつの参戦である。
            「一騎当千」と言われた者たちで、充分こちらが敗北する恐れがある。


            おなじく会場にきていたミネルバはその真意を見抜いた。

ミネルバ  「お父様・・・・・。ここまでして妨害をしようと・・・・・。」
カゲトラ   「いったい、何故ここまでやるのでゴザる?何を隠しているのでゴザろう。。。。。」
ミネルバ  「それは解らないわ。。。。。でもこれはわたくしへの挑戦ですわ。。。」








プリッツ   「うーーん。んでもまぁ、いつかは倒す相手だし。(-´∀`-)ケラケラケラ」
イェロン   「まぁ、楽天家すぎるのも問題な気がしなくもないが・・・・。」

アシャン   「いーんじゃないか?その辺でブルっちまって、参加を辞める腰抜けより。」

ルドルフ   「がっはっはっはっは。やっぱ古都はイイ酒が多いな!!」

ウォレン   「戦闘も酒呑んでやるのか?ルドルフ。。。。。」

プリッツ    「(-´∀`-)ケラケラケラ。大丈夫、このプリッツに任せなさい。」



剣士     「これだから世間を知らぬ小娘は困るな。。。。。」

プリッツ   「(`・ω・´)なんだとぅ!!」

WIZ     「貴様のような小娘が勝つようでは、世界のギルドも終わりだな。」

アシャン   「弱い犬ほど最初は威勢よく吼えるもんだな。。。。。
         まぁ、犬(狼)はアタシか?」

剣士     「クックックックック。。。。。まぁ、オマエら、俺たちと当たったら覚悟するんだな。
         1回戦落ちがいいとこだろうがな。。。。。」
WIZ     「我等はギルド「毒蜘蛛」また顔を合わす事もあるかもな・・・・・。」



         怪しいやつらは人ごみへと消えた。。。


イェロン    「毒蜘蛛?????はて、聞いた事ないのぅ。」

フレイオ    「アイツらの装備見たかい?」
プリッツ    「(`・ω・´)全然!!

ウォレン    「威張るなよ!! 装備全て緑色に光っていたなぁ。。。」


          土の属性の装備は緑色の輝きを放つのである。
          そして、その効果は「毒」である。。。。。


イェロン    「『毒蜘蛛』の名は伊達じゃないという事か・・・・・。」
アシャン    「どうせ、姑息な手段でも使ってくるんじゃないのか?」
ウォレン    「まぁ、用心した方がいいな。。。。。」






         そして、参加者用の控え室へと案内された。。。。。



プリッツ    「へぇ。こんなでっかぃ建物の地下にこんな控え室が。。。」

アシャン    「えーっと。1回戦、2回戦、準決勝、決勝って、16チームしかいない!?」
イェロン    「セブンシー参加で、取りやめたギルドが多いからのぅ。
          参加費もタダじゃないしの。」

ルドルフ    「大方優勝したギルドに入れてもらうってハラじゃねぇだろな。。。」

ウォレン    「ん?ever snow(エヴァースノー)?」

プリッツ    「(-´∀`-)かっこいいっしょ。ウチのギルド名。」
ウォレン    「まぁ、なんでもいいけどな。(笑)」


アシャン    「このclimson red(クリムゾンレッド)のGMの「ミネルバ」って
          あのお嬢様みたいだな。登録人数4人か・・・・。」
プリッツ    「ああ、あのオッパイ?1人物好きが増えたんだね。(-´∀`-)」

ウォレン    「決勝で戦う事になるぞ?????」
ルドルフ    「うお!!セブンシー、準決勝で当たる事になるのか・・・・。」

フレイオ    「さっきの毒蜘蛛が勝ち残れば、2回戦か・・・・・。」

アシャン    「初戦の相手も聞いたことないな。。。。。まぁ、仕方ないか。
プリッツ    「ねぇねぇ、ルールってお互いの仮GMが話し合って決めるんだよね?」
ウォレン    「まぁ、オマエを見たら皆「GM同士の一騎討ち」って言うだろな。(笑)」
プリッツ    「(´・ω・`)うっわ。ひっどぃの。」

イェロン    「まぁ、他のギルドもそうそうそこまで強くないじゃろう。。。。。」



         係員に呼ばれ、プリッツと、一応の仮副GMアシャンティが行った。



プリッツ    「(-´∀`-)こんにちは。エヴァースノーのプリッツです。」

マイセン   「ギルド「パープルヘイズ」のマイセンだ。」

         相手のGMも挨拶をしたが、お互いのメンバー表を見た。
         そして、その直後に。

マイセン   「メンバーを見せてもらったが、、なんだ子供に老人しかいないのか?」

         表の年齢を見てそう判断したのであろう。

プリッツ    「(-´∀`-)何か問題でも?」

マイセン   「お嬢ちゃん。これは遊びじゃないんだよ?」
プリッツ    「(-´∀`-)解ってますよぅ。」

アシャン   「おい、アンタ・・・・。」


         と、アシャンが言いかけてプリッツが止めた。

プリッツ   「(-´∀`-)対戦方法は、どぅします?」
マイセン   「フフン、なんでもいいぞ。全員対戦でも、3vs3でも決めてくれて結構。」
プリッツ   「(-´∀`-)んじゃ、3人出しの「勝ち抜き戦」で。」

         先鋒・中堅・大将の3人を出し、お互いが全滅するまで戦う方式。


マイセン   「おいおい、そっちが決めた事とは言え、
         まるで弱いものいじめだな。ハッハッハッハッハ(笑)」


         アシャンが席を立つが、プリッツが止めた。


プリッツ   「(-´∀`-)お手柔らかに。」




         そして、マイセンが部屋を出ようとした。


プリッツ   「(-´∀`-)あ、そだそだマイセンさん。」
マイセン   「ん?なんだ?」














































プリッツ   「(-´∀`-)デカイ事は勝ってから言えっての。
マイセン   「な、、、なんだと!!ようし、思い知らせてやるよ。戦いの厳しさをな。」












































アシャン  「ってな。コイツも案外言う時は言うんだな、と。」
プリッツ  「(-´∀`-)アッハッハッハッハ。だってあのオッサンむかつくもん。」

アシャン  「まぁ、カッとなったアタシの方がまだまだに見えるわ。(笑)」

ウォレン  「しっかし、前衛系でまとめてあるな。」

ルドルフ  「いきなり個人戦か。ギルド戦なんだから普通に全員でやればいいんじゃないのか?」
プリッツ  「(-´∀`-)他のチームに初回から手のうち見せれないよ。
       それにウチはルドルフ1人しかBISいないからね。
       一回戦で負けるなら、ウチもその程度って事よん。」

       意外に冷静に決めてたわけであった。

アシャン  「で、大将はプリッツとして、あと誰が出る?」
プリッツ  「一番火力のフレイオは秘密兵器なのだ。(-´∀`-)」

ウォレン  「俺と、アシャンか。。。。。」
イェロン  「いや、ワシが行こう。」

ルドルフ  「ホンキか!?」

イェロン  「ホッホッホ。まだまだお主等が束でかかっても大丈夫じゃぞ。(笑)」
ウォレン  「三連脚でもマスターしてるのか・・・・・。」


アシャン  「イェロン爺の次はアタシが行こう。アイツらむかついたからな。(笑)」
ウォレン  「おお、怖い怖い・・・・・。」







        ギルド戦のコロシアムの舞台を、こっそり覗いて見た。


プリッツ  「うっわー!!すごい人だなぁ。なんか緊張で負けてしまったり・・・・。」
ウォレン  「おいおい。どうせなら実力で敗北してくれよ。」

イェロン  「なつかしいのぅ。。。。。」
ルドルフ  「ん?爺さん、昔どっかのギルドに居たのか?」

アシャン  「まさか、伝説の100連勝ギルド「龍の髭」じゃないよね?(笑)」
イェロン  「伝説の無影脚・・・・。居たのう。。。懐かしい事じゃ。
       1つだけ情報を教えておこう。。。。。
       『龍の髭』のGMの息子が、この大会に出場している。」
ウォレン  「なぜ、そんなことを・・・・。」

イェロン   「まぁ、誰が相手でも関係なかろう。。。。。」


        イェロンの入手した情報なのか、
        それともイェロン自身本当に『龍の髭』のメンバーだったのか。 

        それともイェロン自身が『龍の髭』のGMだったのか・・・・・。






        謎を残しつつ次回へ。

inserted by FC2 system