ST:17
「称号への道」















         古都ブルンネンシュティグ
         トンキンは、クエストで渡すさまざまな棍棒をそのまま販売してた方が儲かると思うが
         そんな事言ってたら、誰もクエストやらないだろう。




プリッツ   「たっだいま〜〜〜〜♪てな、感じでやってきましたよ〜〜〜♪」

         自分の育った街も、少し離れただけでけっこう変わって見える。



         そんな街の露店や店を見ている。



プリッツ   「えーっと、なんだっけ。「モンスター鑑別士」と「銀行顧客」と「MAP作製者」か。
        なになに?鑑別士とMAP作製者は同時に進行できる・・・・・。ふむふむ。
        ここで受けるべきクエストの依頼者は・・・・・・。
        うおーーー!!綿菓子売ってるし〜〜〜♪


         ある意味いつも祭りな古都だが、やはりその人数を狙った商売が多いのも事実。


プリッツ   「モカモカモカモカモカ。んーーー。おいし♪
         って、何するんだっけ?????あー、コリンって人か。
         んーーー。あ、すみません、コリンさんドコにいるか知りませんか?」

コリン    「私。(汗)」
プリッツ   「((((;゜Д゜))))うぉ! アナタ様でしたか。。。。。
         あの、MAP作製者になりたいんですが・・・・・。」
コリン    「ほほぅ。それなら、コボルドの洞窟に居るストラッシュってジイサンを訪ねな。」
プリッツ   「えーっと、コボルドの洞窟のストラッシュおじいさん・・・と。
         解りました〜〜。ありがとうです〜〜〜♪。」




         このクエストと、モンスター鑑別士は両方「コボルドの洞窟」で行うのである。
         同時進行の意味が解ったプリッツだった。

         そしてコボルドの洞窟へと向かった。
         クエがある所に秘密ダンジョンなんか設置するなって。


プリッツ   「んーっと。あのおじいさんか。」


スト     「ん?MAP作製者希望か?」
プリッツ   「はい〜♪」

スト     「まずは、南西に行けぃ。」
プリッツ   「へ?」
スト     「同じことを二度言わせるなよ。」

プリッツ   ( ((((;゜Д゜))))なんだー。おっかなぃじいさんだなー。)


         と、意味も解らず南東に行ってみるのであった。

プリッツ   「南西・・・・・。洞窟内じゃ解りにくいなぁ。。。。。」


         コボルト・グレムリン・病気のコボルドなどたくさんいる。
         ふと、モンスター鑑別士のクエで、コボルドを倒すのを思い出した。

プリッツ   「えーっと。あれはグレムリンかな?上級グレムリンかな?
         こいつは、、、、コボルド・・・・・。うーーーん。」

         皆同じ姿なので、結構わかりにくい。

         南西を目指しつつ、途中のコボルドを倒していく。



         また、さっきのジイサンが居た。

スト     「ほほぅ。よくこれたな。次は北じゃ。」
プリッツ   「(´・ω・`)はーぃ。。。。。」


         と、言われるままに北へ向かう。


プリッツ   「北って、、、あっちだよなぁ。。。。。
         えーと、こいつは、病気のコボルドかぁ・・・・・。」


         コボルドもなかなか居ない。。。。。



スト     「次は南東じゃ。」
プリッツ   「(´・ω・`)ほーぃ。。。。。」


         また渋々言われた方へ向かう。

プリッツ  「もーーー。(´・ω・`) なんだょぅ、めんどぃなぁ。。。。。
        えーっと、南西はこっちか。なんかあっちこっち行ってる間に方向を覚え・・・・
        (`・ω・´)!!あ、そういう事か!!

         MAP作製に欠かせない方向・方角を叩き込まれたのである。
         ジジィのいいなりになってる間にどっちがどの方角かが解るようになった。


プリッツ  「(`・ω・´)!!あ!!モンスター鑑別士もか!!」


         モンスター鑑別士も、コボルド・グレムリンなど、同じ種族の中から
         見極めるその「目」を養うクエストだったのだ。


プリッツ  「(`・ω・´)なるほど。ただクエストだから、、ってのじゃなく、
        ちゃんとそういう実力を養っているわけか。。。。。」

         またひとつ成長したプリッツであった。


スト     「ほほぅ。ここまでこれたか。。。。。またコリンの所へ行くがいい。
         さらにMAP製作の上のレベルを目指すがいいぞ。」
プリッツ   「(≧▽≦)ありがとう。ストラッシュさん!!方向感覚ばっちり。」
スト     「おおぅ。。。。。そんな事言ってくれる冒険者居たかのぅ。
         皆、めんどくさいだの、ただこなすだけだったのに。。。。。
         よし、これをオマエさんにやろう。ムーンストーンじゃ。
         場所を記憶しておけば、そこに一瞬で戻れるはずじゃ。
         ただし、回数制限に気をつけるのじゃぞ。」

プリッツ   「(`・ω・´)!!いいの!? ありがとう!!
         また今度、こっち来たら遊びに来るからね♪」
スト     「おぅぉぅ。こんな老いぼれに・・・・・。」



         そして、洞窟を後にしたプリッツ。












































スト    「ん?」

プリッツ  「(≧▽≦)てへ☆」

スト    「どうしたのじゃ?」




プリッツ  「(´・ω・`)モンスター鑑別士のクエスト終わってなかったの。」


スト    「南東に行ってみなさい。結構居るからのぅ。」

プリッツ  「ありがとーーーー。」




       両方クリアする事ができたプリッツはさっそくコリンに会いにいった。

       足の早くなるクロスシューズをもらったのであった。


プリッツ  「よーーし。これで、モンスター鑑別士は・・・・・。
        ((((;゜Д゜))))って、またアリアンですか〜〜〜!!



       さすがに、行くだけで数日かかってしまうので、諦め気味なプリッツ。
       なにげに露店を廻るのであったが、ちょっと疲れた様子。


       街のはずれの川に、足を突っ込んで遊んでいる。


プリッツ   「冷たいのーーーぅ。やっぱこういうのも、水抵抗あったら冷たくないのかな?」

天使     「どーだろね。(笑)」

プリッツ   「ん?」

       すぐ後ろに露店をしている天使が居た。

プリッツ   「こんなとこで露店してるの?」
天使     「ああ、見つけた人だけのサービス品さ。どうだぃ?」

プリッツ   「カリスマ上昇のスタンプリングかぁ。。。。。まかる?(笑)」
天使     「((((;゜Д゜))))イキナリか〜。姉ちゃんすごいな。」

プリッツ   「だってさ、スタリンって「印鑑の代わり」でしょ?
      ほら、他の人の名前が彫ってあるじゃん。
      こんなん、威厳下がっちゃうよ。(笑)

天使     「鍛冶屋で治してもらうんだよ。。。。。
         よし、じゃあ、この伝説の指輪はどうだ!!
         『インテリジェンスリング』 『U』(*ゲームにはありません)」

プリッツ   「変なリングだね。」

天使     「そ、まぁ、『知恵の輪』だよ。これを解けば、知恵が上がる。
         スゴイリングだろ?1回5000Gでやらせてあげるよ。」
プリッツ   「(´・ω・`)高いけど、なんかオモシロそうだね。」


         挑戦してみるプリッツ。。。。。


プリッツ   「えーーっと。ココがこう、、、ん?こっちか・・・・・。」

天使     「( ´,_ゝ`)y−~~  はっはっは。できるかな?」


プリッツ   「うーーーん。。。。。」










































プリッツ    「てぃ!!」



         バキッ!!


天使      「((((;゜Д゜))))!!」
プリッツ    「(´・ω・`)・・・・。と、、、取れた・・・・・・ダメ?」

天使      「((((;゜Д゜))))知恵の輪は、、元に戻して初めて意味があるのに・・・・・。」






          プリッツのが上がった

天使     「((((;゜Д゜))))・・・・・。妙なパワーアップをする子だね。。。。。」
プリッツ   「(´・ω・`)ごめんね。。。。。壊れちゃった。」

天使     「ああ、いいよ。治るから・・・・・。(汗)
         『地獄の鉄床』でも買いに行くか。。。。。」
プリッツ   「(´・ω・`)あれ、数百万ですよね。」

天使     「( ´,_ゝ`)y−~~  ああ、いいよ。ロトBOXってクジで、
         数億儲けたんだ。(笑)」
プリッツ   「ぇ━━(*´・д・)━━!!!


天使     「ちょっと買いに行ってくるか。。。。。
         姉ちゃん、なかなか面白かったぜ。w
         俺は天使のジドルク。また、どっかで会ったらよろしくな。」




          天使はエバキュエイションで飛んでいった。





プリッツ    「んー。私はどうしようかな・・・・・・・・・・・・・ん?
         なんだ〜〜〜?なんだこれ!?」





          時空が歪んだ!!





          しゅい〜〜〜〜〜ん。









































           オアシス都市アリアン
           砂漠の中のオアシスなのに、全然心のオアシスとはほど遠いくらいの
           冒険者の数である。。。。。

           むしろ、アウグスタの泉の方がよっぽどオアシス。




プリッツ    「あれ?ま、、、また会ったね。。。。。」
ジドルク    「すまねぇ・・・・・。エバキュの後、コールするクセで。。。。。
          姉ちゃんのアクが強いもんで、呼んでしまったみたいだ。(笑)」

プリッツ    「ぇ━━(*´・д・)━━!!! あ、でも、、クエスト依頼者のとこいけるから、
          かな〜〜〜り助かったかも。(笑)」
ジドルク    「そ、、、そか。。。。。ならいいんだが。」






プリッツ    「(≧▽≦)/ モンスター鑑別士クリアーー!!」

マイト     「次の依頼も引き受けてくれないか? 次は鑑別士LVが1個あがるぞ?」
プリッツ    「今度はなぁに?」

マイト     「ハノブ高台高楼の、大型骸骨だ。」

プリッツ    「なんか、名前から言って強そうなんだけど。」
マイト     「そこは、幽霊も出るから(魔法攻撃に)気をつけるんだぞ。」












































プリッツ    「((((;゜Д゜))))オバケ出るの!?
マイト     「(´・ω・`) 姉ちゃん、冒険者じゃないのか・・・・?(笑)」









          プリッツの恐がりも克服できるといいと願いつつ、待て次回。

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