ST:03
「ぴくっこ丼争奪戦」
プリッツ 「ぴくっこ丼〜〜〜♪」
ぴくっこ丼を楽しみにしてるプリッツを尻目にルドルフはイヤな汗をかいていた。。。。。
看板を目印に、とある食堂に入った。
ひしめくお客の中、注文をする。
プリッツ&ミネルバ
「ぴくっこ丼下さい。」
プリッツ 「((((;゜Д゜))))え?」
ミネルバ 「((((;゜Д゜))))あ?」
さっきのアーチャー:ミネルバである。
ミネルバ 「(; ̄Д ̄)んま。この小娘、またわたくしの邪魔を。」
プリッツ 「(; ̄Д ̄)またこのおっぱい女。。。。。」
と、店員のおばちゃんが一言。
おばちゃん「ごめんねー。今日ぴくっこ丼、あと1個なのよ。」
プリッツ 「私初めて食べるんだから、ゆずってよ。」
ミネルバ 「わたくしだって初めてなのよ。アナタこそ譲りなさい!!」
ルドルフ 「(; ̄Д ̄)・・・・。」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~」
ルドルフと目があったジェイクが一瞬笑った気がした。
ルドルフは悟った。
ルドルフ ( ((((;゜Д゜))))同じ事やってるな。。。。。)
戦士カゲトラも笑いをこらえているようだ。
プリッツ 「(`・ω・´)んじゃ、勝負しましょうよ!!」
ミネルバ 「(`・ω・´)望むところよ!!」
と、プリッツはミネルバの持ってる弓を見た。
プリッツ 「私、今は槍持ってるけどこれでもアーチャーなんだよね。(スキルほとんど無いけど。)」
ミネルバ 「弓矢でわたくしと勝負しようと言うんですの?」
プリッツ 「(`・ω・´)私の一族、狙いはいいんだかんね。」
ミネルバ 「いいでしょう。一度思い知っておくといいわ。」
場所をすぐ隣の小さな公園に移った。
ルドルフ 「よーし。このオレンジを撃ち抜いた方が勝ちって事で。」
ルドルフがオレンジを数個置いた。
これが的であろう。
プリッツ 「ルドルフ〜〜。ソレ、頭の上置いてよ。(^ー^*)」
ルドルフ 「((((;゜Д゜))))!!バカを言え!!」
ミネルバ 「全く、、こういう時はリンゴが普通じゃなくって?」
カゲトラ 「それは別にどうでもいいと思うんでゴザるが・・・・・。」
プリッツ 「(`・ω・´)よーし。頑張るぞー。」
ミネルバ 「いいわ。わたくしから撃ちますわ。」
ミネルバが弓を構えた。
だが、背中には矢筒を持っていない。。。。。
プリッツ 「(´・ω・`)あれ?あのおっぱい女、ボケた?」
ミネルバの手が輝き、魔法の矢が現れた!!
マジカルアローである。
魔法力で作った矢を撃つスキルである。
プリッツ 「((((;゜Д゜))))!!」
5個中、4個命中。
ミネルバ 「あら?わたくしとした事が・・・・・。」
プリッツ 「((((;゜Д゜))))うっわ。。。。。80%かぁ。やるなぁ。」
ミネルバ 「まぁ、2つ当たればいい所じゃないかしら?」
プリッツ 「(´・ω・`)ねぇ、マシーンアローをブッ放したらダメだよね?」
ミネルバ 「(; ̄Д ̄)・・・・。」
ルドルフ 「(;^_^A まぁ、ダメだろうな。」
プリッツ 「(´・ω・`)冗談だよう。」
と、普通に矢を番え構える。
ミネルバ 「(。・_・。)あら、意外にサマになってるじゃないの。」
プリッツ 「よっ。」
プリッツは普通に1個づつ貫いていく。
1個・2個・3個・4個・・・・・・。
ルドルフ 「おお、、、5つ目はどうだ・・・・・。」
皆が固唾を飲んで見守る。。。。。
プリッツ 「(´・ω・`)ごめん。矢、もう無いや。。。。。」
ルドルフ 「((((;゜Д゜))))!!」
ミネルバ 「話になりませんわ。どうやらぴくっこ丼はわたくしの物のようですわ。」
プリッツ 「(´・ω・`)違うも。4つ当たってるから同点だもん。」
と、足元に奇妙なワーム系のモンスターが。
ミネルバ 「何この、スパイクワーム!!」
弓を構えるミネルバ。
と、一人のテイマーが走って来る。
テイマー 「(つд⊂) だめだってば〜。それ私のペットだよう。」
プリッツ 「(; ̄Д ̄)キモッ!!」
テイマー 「キモイとか言うなー。大事な相棒、ぴくっこのキャロルアンだもん。」
プリッツ&ミネルバ
「((((;゜Д゜))))なんですと!?」
あ、ぴくっこ現物登場だ。
ルドルフ 「(; ̄Д ̄)あー・・・・・。」
プリッツ 「(;°◇°)σソレがぴくっこなの?」
テイマー 「(´・ω・`)?そうだよ。ワームのぴくっこ。バヘル大河周辺にいるよ。」
カゲトラとルドルフが逃げる。
ミネルバ 「カゲトラ!!お待ちなさい!!」
プリッツ 「ルドルフ!!ちょっとココ座んなさいよ。」
この後、男性陣が大変だったのは言うまでもない。。。
ぴくっこ丼をキャンセルし、無難な定食にする。
ミネルバ 「これもなんか変なの入ってるんじゃないわよね?」
全員で食事をしつつ、ふと。
カゲトラ 「プリッツ殿もギルド作成するでゴザるか?」
プリッツ 「うん。でも、まだ早いかなぁ・・・って。」
カゲトラ 「なるべくギルドレベルを上げておかないと、ギルド戦で苦戦しますよ。」
プリッツ 「そうですね。。。(´・ω・`)うーん。
そちらもそうなのです?」
ミネルバ 「アナタの作りそうな弱いギルドと一緒にしないで欲しいわ。
わたくしたちは理想を持って作るの。」
プリッツ 「(`・ω・´)言ったなぁ。このおっぱい女。」
ミネルバ 「憎らしい小娘ですわね!!」
喧嘩する二人を尻目に男性陣。
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~ ま、なんだかんだでいいライバルじゃねぇのか?」
カゲトラ 「かもしれんでゴザるな。」
ルドルフ 「また、どこかで会うかもしれんな。ハッハッハ。」
ミネルバたちはそろそろギルド作成を考えているらしい。
まだ三人しかいないがそこそこの熟練者なので問題はないであろう。
負けじとプリッツもギルド作成を夢見るが、熟練が足りないのは自分自身で
解っているのであった。。。。。
ルドルフ 「ギルド作成って言っても仲間もいないだろ。。。。。
ワシも数に入れたとしても、2人。。。。。」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~ アイツのギルドに入るのか?」
ルドルフ 「まぁ、見ちゃおれんからな。(笑)
飽きるまで回復する保護者ってとこか?」
カゲトラ 「飽きる事はなさそうな気がするでゴザるな。」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~それは、ウチのお姫様も同じじゃないか?」
と、ミネルバの顔を伺っている。
しかし、それでいてこの二人が何か魅出すものを持っているからこそ、
ミネルバについていくのであろう。
飯を食べ終え、店先で別れを告げる。
カゲトラ 「ギルド作成頑張るでゴザるよ。」
プリッツ 「(^ー^*)ノ はい!!」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~ でもま、そのLVならもうすぐできると思うぜ。」
プリッツ 「(^ー^*)これから熟練度上げて、仲間みつけます。」
そして、それぞれの道へ。
ミネルバ 「小娘!!」
プリッツ 「(´・ω・`)ん?」
行こうとしたプリッツを呼び止めたミネルバ。
ミネルバ 「負けるんじゃないよ。」
プリッツ 「(´・ω・`)えっ?」
ミネルバ 「一応、このわたくしと引き分けたわけよ?
ギルドも、中途半端なものを作られるとわたくしが迷惑ですわ。」
プリッツ 「(; ̄Д ̄)・・・・。」
一応、激励してるわけであろう。
プリッツ 「アナタこそ、私にスグやられるようなヘッポコギルド作るなよー(笑)」
ミネルバ 「な、、、なんですって!!」
カゲトラ 「┐(´ー`)┌やれやれでゴザるな。」
ミネルバを追い、ギルドを作ろうとするプリッツ。
とりあえずLV上げじゃないか?
ってことで、まて次回。