ST:01
「古都から元気を込めて」
古都ブルンネンシュティグ
週末は重い街。(笑)
全ての冒険者のはじまりの街。
とりあえず、街中でのメテオはやめましょう。(汗)
そんな古都の西にひとりのアーチャーがいた。。。。。
名前をプリッツェル。彼女もまた屈強な冒険者を見て育ち、そんな旅に憧れていた。
そして今日旅に出たというわけである。
すなわち若葉マーク。
プリッツ 「(´・ω・`)コボルドって、一番弱いはずじゃ・・・・・。」
病気のコボルドを狩っているようである。
アーチャーなのだが、矢を買うお金もなく槍で戦っているようだ。。。
プリッツ 「(´・ω・`)うーん。これじゃ、虫歯になっちゃうよ。」
キャンディーSPをなめながら木陰で休みつつコボルドを狩っている。
でも実は歯に優しいサンフェノン入りの飴だということは実際知られていない。
と、プリッツを何かが包む。
不思議な霧と、炎である。
プリッツ 「(`・ω・´)ん?なんだろ。この煙?」
すぐ後ろにいたウィザードの魔法であろう。
ウィザードの名はジャイロ。結構熟練のウィザードである。
健気に戦うランサーに補助をしたのであろう。
そう、いわゆる「辻エンチャ」
ジャイロ 「回避力を上げる魔法ミスティックフォッグと、魔法攻撃力を乗せるファイアーエンチャントだよ。」
プリッツ 「(`・ω・´)お〜。すっごい!!サクサク敵が燃える。(笑) ありがとう。」
ジャイロ 「冒険はじめたばかりなのかい?」
プリッツ 「(`・ω・´)ノ はい!そうです。」
ジャイロはプリッツでもできそうなクエストを教えてやる事にした。
とりあえず古都に向かった。
教会の前に連れてきた。
ジャイロ 「あそこにいるファーガソンさん。」
プリッツ 「(`・ω・´) を、倒せばいいの?」
ジャイロ 「(;^_^A いや、、そうじゃなくて・・・・・。」
ファーガソンの依頼は「病気のコボルド」の服を10枚集めてきてくれとの事。
プリッツ 「(´・ω・`)イヤなコレクションする人だなぁ。。。。。」
ジャイロ 「(;^_^A 疫病の研究してるんだって・・・・・。
とりあえず、このクエストからやるといいよ。」
プリッツ 「(^ー^*) 解りました。ご親切にありがとうございます。」
ジャイロ 「いえいえ。頑張ってください。」
プリッツはジャイロと別れ、病気のコボルドの元へ急ごうとした。
と、辺りが騒がしくなった。
戦士 「おつかれさんでしたー!!」
ランサー 「seven seeの皆さんありがとうございました。
さすが、古都一と言われる実力です。歯がたちませんでした。(汗)」
どうやら、ギルド戦が終わったのであろう。
仲間同士で結束された集団をギルドと呼び、
各町々では、日々ギルド同士の戦い「ギルド戦」が行われており、
街の人も観戦や賭けをして楽しんでいる。
と、「seven see」と呼ばれるギルドの人間が立っていた。
蒼い装備を纏う4人であった。おそらく4人で戦ったのであろう。
このギルドは最強とも名高い有名なギルドのようである。
観客 「ハインツ様〜〜〜〜♪」
歓声と共に蒼いローブのウィザードが手をあげた。
どうやら、seven seeのギルドマスター(GM)のようである。
長髪美形のいかにも人気のありそうな顔。
プリッツ 「(´・ω・`)やれやれですなぁ。。。。。」
どうもプリッツは苦手なタイプのようだ。
プリッツ 「(`・ω・´)いつか私もギルド作ろっかな・・・・。って無理か。
ま、若葉はコボルドでも狩ってなさいって事だよね。。。。。」
いつか自分も信じれる仲間を作ってみたいと思うプリッツだった。
店員 「お。そこのランサーの姉ちゃん。POTどう?」
回復の水薬(POT)を売る道具屋の兄ちゃんが話しかけてきた。
プリッツ 「(´・ω・`)まだ飴でいいよ。」
店員 「もうすぐすると、キャンディーなめてる余裕はないよ?
どう?ソーダ味のPOT。新発売だぜ?」
と、試飲してみる。
プリッツ 「赤POT(体力用)なのか、青POT(魔法力用)なのか微妙だね。
あ、でも、おいし♪」
店員 「だろ?1本買っていきなよ。」
プリッツ 「(´・ω・`)そだね。おいしいし(笑)」
店員 「2リットルのラージサイズもあるよ。」
プリッツ 「(´・ω・`)回復する前に吐いちゃうよ。。。。。」
ソーダ味の炭酸POTを購入した。
色々と冒険者の出してる露店を見ながらも、
プリッツは古都を後にした。
ファーガソンに言われたとおり、病気のコボルドの服を集めていた。
プリッツ 「ラピッドスティンガーーーー!!
やっぱ、必殺技は叫ばないとねぇ。」
と、コボルドを後ろから斬る剣士がいた。
プリッツ 「(´・ω・`)・・・・。」
トドメを刺し無言で去ろうとしていく。
プリッツ 「(`・ω・´)ちょっとアンタ!!ナニ横取りしてるのよーー!!」
剣士 「なんだ?モンスターにオマエの名前でも書いてるのか?」
プリッツ 「やれやれ。これだからマナーを知らない人って困るのよね。」
剣士 「ほざいてろ。」
プリッツ 「(`・ω・´)あのやろー。。。。。ってココで仕返ししたら同類か。。。。。
くやしいけど、無視しよ。。。」
そして、コボルドの服を持っていった。
ファーガソンの「まだ手伝ってくれますか?」の声についOKしてしまうプリッツ。
プリッツ 「(´・ω・`)これ、何回やればいいんだろう。。。。。」
が、10回は終わった辺りで貰った布の服はなんだかいままでのとは違った。
水色のオーラを感じる。
プリッツ 「な、、なんだろ?なんか、すっごく神秘的な感じがするなぁ。」
よくわからないままに、その布の服を装備する。
しかし実際はなんの効果が付加していたのかは全く知らないのである。
プリッツ 「(´・ω・`)なるほど。同じアイテムでも「すっごいオーラ」なのもあるのか。
炎の槍とか聞いたことあるもんなぁ。
先っぽからケーキが飛び出す槍とかあるのかなぁ?」
ねぇよ。
プリッツ 「うっわ。墓場・・・・・。気味悪いなぁ。。。。。
ゾンビとか出るのかなぁ。。。。。」
ついつい西へと進んでしまったプリッツ。
「地下墓場」を見つけてしまった。。。。。
ちょっと怖いけど、そんな事じゃ冒険者にはなれないって事で中に入るプリッツ。
プリッツ 「(´・ω・`)なんかジメジメしてるなぁ。。。」
少しづつ奥へと進む。
ガイコツのモンスターなどが襲い掛かってくるが、なんなく倒すことができた。
プリッツ 「(`・ω・´)見た目ほど強いわけじゃないのね。」
そこで調子に乗ってしまったのである。
2階で、剣と盾を持つ「鷲戦士見習い」に出会ってしまった。
プリッツ 「((((;゜Д゜))))絶対勝てなさそーーーー。」
こっそり逃げようとしたが、、、、。
プリッツ 「((((;゜Д゜))))きゃああああああ。タゲ取っちゃった!!」
数匹の鷲が襲い掛かってくる。
プリッツはそれをかわしつつ、奥へ奥へと逃げてしまったのである。
タゲを取り捲った時はヘタに動くと余計にマズイ事になる。
それを身を持って知ったプリッツ。
なんとか、撒いたのはいいが、かなり奥まで来てしまった。
かなり体力を消耗。
プリッツ 「買ったばっかりなのに、POT飲むしかなぃのか。。。。。」
と、POTを飲む。
プリッツ 「(;゚;ж;゚; )ブッ !!きっつ!!
清涼飲料としてはいいけど、POTとしてはダメダメだ。。。。。」
きづけよ。
辺りを見回してみる。。。。。他に冒険者がいない。。。。。
プリッツ 「(´・ω・`)牢獄みたいな場所だし、棺桶とかあるし、
絶対ミイラ出ますってカンジだなぁ。。。。。」
戻った所で仕方ないので、棺桶を避けて奥へ行ってみた。
もちろん奥へ行ったところで何も解決してないのだが。
ポン。
何者かが肩に触れた。
おそるおそる振り向いてみた。
2mはあろうかという魔物!?
プリッツ 「((((;゜Д゜))))きゃああああああああああ!!」
冒険者らしくなく叫んでみたプリッツの命運はいかに。。。。。
まて次回。