特攻野郎X日記
運命の輪!?
「電圧男未遂編」


01月11日(火)





     今日も仕事から、普通に家に帰ったわけですよ。
     今日はたまたま自販機であったかいコーヒーを買ったし、
     銭節約のためにコンビニに寄らなかったのです。

     コンビニに寄らない時は、堤防をずっと終点まで行くのですが、
     つい、いつものクセでコンビニの辺りで堤防を降りました。

     が、今日は行かない予定だったので、コンビニを通過。
     そして、たまにしか通らない道を通ったのです。
     昔はよくその道から帰ってたわけです。


     と、路肩に車が停めてある。。。。。
     ボンネットが開いている。。。。。

     通り過ぎた時にみると、人が1人乗っている。
     なんとなく、寒そうに見えた。。。。。

     ま、故障でJAFでも呼んだのであろうと、車を進めた。。。。。


     が、どうにも家に着いてからも気になる。。。。。
     「もしかしたら・・・・・。」とか、こういうのはよく有ることだ。

     そして、そう言うときは、無駄に終わっても自分の目で見て、
     「な〜んだ、やっぱりな。」を体験しないと気がすすまない。


     で、もう1回行ってみた。

     やっぱりまだ開いてる。。。。。



     |車|_・) そ〜。

     ちょっと離れた所に停め、歩いて行ってみる。

     運転手は出てこない。



     うーん。やはりなんでもないのかな。。。


     でも、気になるな。。。。。



     思い切って聞いてみた。


X    「故障とかじゃないっすか?」

     と、運転手は女の子だった。。。二十歳くらいですかね。

女の子 「あっ、、、、えっと。。。。。。」


     今思えば、安心したのかそんなんでちょっと泣いてたのかもしれない。
     不謹慎ながらも、ちょっとかわいいと思ったXでした。(汗)
   

     友達と遊んでてて、車はこの妙な所に停めていたらしく、
     友達に送ってもらったはいいが、エンジンがかからず、
     携帯も電池がずっと切れたままだったと言う。

     漫画にありがちな光景に、不謹慎ながらも少しおかしいXだった。


X    (車は、詳しくねぇんだけどな。。。。。)
     と、一応バッテリーが怪しいと思った。

X    「バッテリーか?」
女の子 「そうだと思うんですけど、わからないので、(ボンネット)あけてたら、
     誰かきづいてくれると。。。。。」

     混乱してる割に結構賢いですな。


     と、運転席見ると、ヘッドライトの点灯スイッチがひねってある。

     Σ( ̄□ ̄;)ああ。バッテリーだこりゃ。。。。。

     (今おもえば不思議なのは、この場所でヘッドライト付けっぱなしだとしたら、
      通報でもありそうだけどな。。。。。って誰に?(笑))



X    「すぐ動くかすら、待ってろ。」
女の子 「はい。」


     と、自分の車を彼女の車の前につける。

     そう、ブースターでバッテリーを繋いでエンジンをかけるのである。


     かなーり寒そうだったので、Xの車で暖まるように伝え、
     さっき買ったコーヒーをあげる。。。

X    「飲んどけ。ここで凍死されてもかなわんからな。」
女の子 「あ、はい。」
     ちょっと笑ってた気がする。
     コーヒーを渡す時、手が触れたが、氷のように冷たい。。。。。


X    「何時からここにいた?」
女の子 「11時すぎに友達と。。。。。」


     ((((;゜Д゜))))2時間。。。。。マジかよ


     で、エンジンがかかる。
女の子 「良かったぁぁぁぁぁ。。。。。」

     5分くらい慣らす。。。。。(効果は知らん。(笑))

     で、聞けば名古屋の子らしい。
     たしかに名古屋ナンバーだな。。。。。
     
     なぜ、名古屋の子が、豊田の駅の近くに?
     それとも、駅が近いとか知らないのかな?
     ま、あえて何も聞かなかったけど。。。。。


X    「気をつけて帰れよ。」
女の子 「はい。」

X    「エンジンを30分以内に切ったらアカンで。」
女の子 「はい。帰るのに1時間かかりますけど、その後はいいですか?」
X    「うむ。」
女の子 「ほんとにありがとうございました。」

     不謹慎ながらもちょっと涙声がかわいいと思うXであった。。。。。


女の子 「あ、、、あの、、、お礼の。」


     ま、恒例のお礼に名前をとかってやつです。



X     「ま、名乗るほどのもんじゃないよ。気をつけてな。」




     (`・ω・´)キメキメだ!!
  キマりまくった。。。。。(大笑)




     え?もったいない?



     まぁ、そらね、もしかしたら、
   お礼にエル●スのカップとか
   届いて・・・・・。みたいな?

   んでま、さしずめ電男とかになって、みたいな?


  



     ┐(´ー`)┌ 世の中ね、そんなウマイ話ねぇって。


     あたしゃ、これでも数々のバッテリーあがった人を助けてきましたよ。

     お礼に後日ビール券とかもらったりもしましたよ。

     でも、ここで、そういうのを期待するのはナンセンス。



     そう、もし、これが運命なら、また、めぐり合う。





     やべぇ。。。。。。。キマった。。。。。。


 キメキメだ。俺。(笑)



     え?そういうの期待してるかって?

     まぁ、NOではないよ、そりゃ。
     宝くじくらいの確率のね。

     だが、今まで、こんな感じのシチュエーションなど、
     星の数ほどあるわぃ。
     すでに、そういう意味で、
     ロマンスの神様は私を名簿から消している。(笑)

     ま、そういう想像(妄想)を抱いてるからこそ、人間は楽しいのですよ。
     ´ρ`)y─┛~~

     てか、こんな事で名乗るのは恥ずかしいって。(笑)



     こんな、擬似英雄な自己満足なんて、かわいいもんじゃないですか?

     だってさ。。。。。






     日記的にもおいしいって思ったんだもん。(笑)


     なんか、悪いじゃん。┐(´ー`)┌




     ほーら、これでXさんもいいひと〜♪みたいな。



     え?余計な本音書きすぎ?






     それが、X日記節。(笑)




    と、まぁ、そんな事があったのさ。

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